Article by: MEGA Tech
「投資委員会(BOI)」、「タイサブコン振興協会」及び「インターマック」の3つの機関は、14年間もの強力なビジネス関係で、さまざまな障害を克服するための支援と協力を行ってきました。我々の目標は一緒であり、タイの起業家が更に強く成長する機会を発掘することに焦点を当て、製造業の能力を高め、世界の舞台で誇りを持って競争できる能力を高めるために、さまざまな産業部門のタイの起業家に知識を与え、ビジネスの促進及び投資コンサルタントとして活躍してきました。
製造業展示会「インターマック2021」が5月13日から15日まで、BITECバンナーで開催されます。MEGA Techが、この国の3つの機関の主要幹部へのインタビューを行いますので、本イベントへの参加を募集いたします。新しい機会や新しいビジネス戦略を学び、産業界に於けるニューノーマルへの適応や新時代に於ける事業環境変化への適応能力を高めるための重要な機会になります。自社の競争力を高め、更に向上させるためにも、この素晴しいビジネスチャンスを逃さないように、ぜひ参加して頂ければと思います。
タイ国投資委員会(BOI)のタイ起業家開発課およびタイ産業会育成(Supporting Industry)の役割と方向性

Director, Thai Enterprise Development Division Thailand Board of Investment (BOI)
タイの起業家開発部門のディレクター、パンロップ・ブンシリ氏は、タイの起業家開発部門の歴史について語った。「BOIは組織図を再編成し、投資開発およびBOI産業連携促進ユニット(旧名:BUILD)とタイ企業が海外へ投資促進する部門の2つのセグメントを統合し、
「タイ起業家開発課」という新しい部門名に変更した。タイの起業家の育成及び開発に焦点を当てた2つのセクターの統合であると考えられる。特にタイにおけるローカル事業とタイ大手企業・外資大手企業がタイの起業家との間を促進させることによって、従来の輸入品に頼らず、タイ国内で部品を購入することを進めると共に、タイ企業のために、LMV 諸国やその他の ASEAN 加盟国、南アジア、アフリカ、中東などへの新興市場などに海外投資の進出への支援策を促進する。また、下請け産業の発展も重視し、元々タイの強みである自動車、電子機器などの業界のサプライチェーンに参入する起業家を中心に支援し、さらには世界市場で競争力を持つために我が国の支援産業のレベルを上げるための近代的な車両などの鉄道システム、デジタル産業、医療機器などの対象産業の進出にも焦点を当てている」。
パンロップ・ブンシリ氏は、「2020年にBOIが承認した約1,500件の投資プロジェクトのデーターを見ると、タイの起業家にとって良い機会になったと思う。また、中国の自動車
メーカーである「Great wall」や三菱自動車などによる、電気自動車(EV)工場を設立することになった。そのほか、生産拠点をタイに移転した電気・電子機器メーカー大手企業をはじめ、コロナ流行後に指数関数的成長が飛躍的に上がったデジタル業界が、タイで新しい工場
を設立した。これらの状況はタイの起業家にとって、とても良いビジネスチャンスとなった。特に、タイローカルのTier2またはTier3の事業者は今後の産業のサプライチェーンに参入できるように、自らが組んでいくことが重要である」とタイの起業家開発課の重要な役割について付け加えた。
BOIが「SubconThailand2021」に招待したバイヤー対象者
「SubconThailand2021の開催は、BOIにとて毎年恒例の大きなイベントである。これはタイの裾野産業の可能性を示すための重要な段階であり、サブコンタイイベントをASEAN地域の産業部品の購入と調達の中心にすることを推進できると考えられている。本イベントの主な対象産業としては、自動車・電子部品・電気製品・工作機械および金属、プラスチック等のタイの昔から強力な産業支援を持っている既存の産業基盤を維持すると同時に、将来の鉄道産業など、国の成長と競争力に対応する産業、医療業界、デジタル業、現代自動車産業、自動化産業農業、農業加工等を含む拡大傾向が高い分野、或いはタイの強みを活かした対象産業への拡大にも注力していく」
最後に、パンロップ・ブンシリ氏は、「今年のSubcon Thailand 2021の開催期間中に、1,300組以上のビジネスパートナーのマッチングを成功させることによって、50億バーツ以上の価値があると予想している」と結論付けている。
当協会は、COVID-19の感染拡大の中でも、タイ起業家向けに潜在的な開発とビビジネスコーディネート/販路開拓支援などの、支援と促進を提供している。

President, Thai Subsontracting Promotion Association
タイサブコン協会会長のキアティサック・ジラカジョンウォン氏は、「タイ協会は簡単にタイサブコン協会と呼ばれるタイの下請けを推進している。このため、400のローカル会社を超える会員企業の90%以上が自動車業界のメーカーである。Covid-19の発生中、会員の皆様は大きな影響を受け、その多くは収入がゼロで、会社を存続させるために必要な支出のみでした。本協会では、公的または私的を問わず、会員とさまざまな機関をつなぐ媒体としての機能を果たしており、特に5つの分野、いわゆる1)鉄道産業、2)医療機器、3)航空およびロジスティクス、4)防衛産業、5)産業オートメーション等を推進することで、メンバーが新しい業界で就職できるように一生懸命取り組んでいます。当協会は外国からの輸入を減らすと共に、関係機関に技術移転やタイ人同士からなる5つの産業全てに、雇用の創出を働きかけた。例えば、海外から輸入しなければならなかった新型コロナウイルス感染症に対応される医療従事者向けの感染予防の電動ファン付き呼吸用保護具(PAPR)の医療機器や使い捨ての各種の医療消耗品を、コロナの関係で、自動車部品メーカーがPAPR商品等の製造をタイ国内で開始した」という協会の義務と仕事について語った。
当協会は今年のSUBCONTHAILANDにどのようなコンセプトをお持ちですか?
タイサブコン協会は、上記に記載したとおり、タイの起業家の5つのクラスター分野、
いわゆる、1)鉄道産業、2)医療機器、3)航空およびロジスティクス、4)防衛産業、
5)産業オートメーション等で生産される産業機器の技量と品質の差を公的部門と民間部門の
関連機関に対して見せたいと思っている。来場者の皆さんは、世界のどの国にも負けずに、
タイの人々がうまくやることができることを理解するでしょう。今年の「Subcon Thailand 2021」の開催では参加者5 S-Curve業界のタイ人によるワークピースと生産技術のワークピースを見ることができます。もし、タイサブコン協会とのクラスターへの参加に興味がある方は 2021年5月13〜15日にBITECで開催される「Subcon Thailand2021」の展示会に是非、ご来場ください。
THE GLOBAL’S SOURCING EXCELLENCEのテーマの下のSUBCON THAILAND 2021 の開催

Deputy Managing Director, Informa Markets
インフォーマ・マーケッツの副社長であるサンチャイ・ヌムブンナム氏は今年の「Intermach2021」及び「Subcon Thailand2021」の開催は『THE GLOBAL’S SOURCINGEXCELLENCE』をコンセプト下で行われ、生産者と購入者が会って交渉するためのプラットフォームとして使用する場所、そして新しいビジネスパートナーをマッチング、
または工業用部品メーカーの採用に入る等のASEANの最高品質の工業部品展示会とビジネスマッチング活動の中心となる。しかし、世界がまだCOVID-19の流行と直面している状況の中、展示参加者及び多くの国からのバイヤーが本イベントに参加するための移動に制限があることを含め、主催者はリアル展示会とオンライン展示会をハイブリッド開催を適用することとなった。また、今年のオンライン型ビジネスマッチングサービスでは、システムを利用して
事前登録によるビデオシステムを介してご希望のビジネスパートナーへオンライン面談する
こともできる。どこにいても、オンラインから始まるビジネスチャンスがゲットできる!。
インフォーマ・マーケッツは、世界最大のB2Bイベント主催企業である為、政府が要求する
スクリーニング措置の手順を持ち、出展者および来場者の安全に配慮している。この慣行は、出展者に安心を与えるためだけではなく、効果的かつ整然とした衛生管理を通じて、来場者の皆さんの安全を確実に確保するほか、Informa AllSecureに定められた手順と条件に従って、
出展者も参加者もさらなる安心を提供するものとする」と最後に語った。