160年以上の歴史を持ち、世界の50か国500社以上にサービスを提供する世界的企業ボエスタルパイングループは、香港に本部を置く、鉄道技術(railway technology)において世界をけん引する有名企業です。本日、ボエスタルパイングループは、ボエスタルパイン鉄道システム社(タイ)によってアジア初の電車分岐器工場を設置することを決定しました。
ボエスタルパイン鉄道システム社(タイ)ゼネラルマネージャー・モントリー サンスワン氏はボエスタルパイングループがタイでの製造拠点を設けるきっかけについてこう述べています。「ボエスタルパイングループは2001年から Sale & Service Officialとしてタイに進出し、タイや近隣諸国でお客様にサービスを提供してきました。ここ5年から10年のアジア諸国の発展や可能性の大きさに加えて高速通信の発達により、タイのチャイヤプームはカンボジア・ラオス・ベトナム・ミャンマーなどの近隣諸国からも遠くなく戦術拠点となりえます。さらにタイには鉄道敷設計画があり、多くの投資もなされています。これらの理由から2016年末に当社はタイ初の公式な製造工場を設置することを決断しました」 現在、世界におけるrailway technologyの第一人者として、お客様の土地によって異なる枕木の形状・セメント・分岐電子システム・メカトロニクス・メカニックに合わせて、タイで鉄道分岐器(Turn Out)をオーダーメイド生産しています。
製造基盤を築き、世界同一基準でサービスを提供する
本部の熟練工たちの経験と知識に基づいて提案・設計・計画・設置された工場内の機械は世界基準に準じています。「工場設置に際して、実施・管理・経営管理などすべての面で本部の指示を仰ぎ、機械全ても本部から輸入されました。装置に関してはタイで購入することが指示されました。彼らはボエスタルパイングループの160年以上の歴史の中で試行錯誤の経験から、どの機会また装置が最もふさわしく、最高品質の製品を生産できるか理解していました。その一例は、油圧型締め関連のRohmheld製の製品で、機械内で製作物を固定する装置です。ボエスタルパイングループはCNCの品質や世界中のボエスタルパイングループの工場で製造工程の一部となっている製作物の固定における精度に信頼を置いています。それで、私は情報を探し、タイ国内の正規代理店であるKrasstec Co., Ltd.に連絡しました」とモントリー氏は語っています。


Krasstecは目標達成のためのカギの一つ
Krasstecスタッフの継続的な調整とサービスにより装置の設置は目標期限内に終えることができました。生産管理者スポンチェート ペッチャラット氏は「Krasstecは共同作業の最初から一貫してプロジェクトを期限内に完了してくれる質の高いパートナーでした。設置に際しては少なからず問題が生じましたが、スタッフがすぐに対応してくれました。第1フェーズ第2フェーズとも本部にも連絡しながら、いずれも期限内に完了することができました。将来期待される国内外の需要増加に伴い製造フェーズの増設を計画しています。Krasstecとはこれからも連携する機会が増えるでしょう」と述べています。
終わりに、モントリー氏は「ボエスタルパイン鉄道システム社(タイ)は国境を超えてヨーロッパやアメリカでも長くに渡って活躍できる世界的企業です。それゆえに、製造拠点をタイに移したことはこの地域各国から大きな関心と反応を引き起こしています。近い将来、東南アジアにおけるサービス・メンテンナンス・設備拠点の中心地となることでしょう」

Chief Operating officer (COO)
voestalpine Railway Systems (Thailand) Co., Ltd.

Production Manager,
voestalpine Railway Systems (Thailand) Co., Ltd.

Chief Commercial Officer (CCO),
voestalpine Railway Systems (Thailand) Co., Ltd.