Article by: Toyoda Machinery SE Asia Co., Ltd. & MEGA Tech Magazine
最新型!! FH630SX-5Aは最新のマシニングセンター
全業種で使える、中型のパーツのマシニングではトップレベルのパフォーマンス
航空宇宙産業、エネルギー‐関連産業、建設およびに輸送機器
本シリーズは、5軸マシニングセンターを同時で行い、複雑な形状の部品と多面加工を全てワンセットアップで実現。
セットアップ時間の短縮およびにワークのマシニングリードタイムの短縮と同等の効果。
FH630SX-5A 5軸マシニングセンターは品質保証、生産効率の向上、高コストパフォーマンスを確実に実現。
ハイレベルなワークピースのローディングキャパ: 最大のワークピーススイング、最大のワークピース高、最大のワーク質量でこのマシンは同クラス最大。

切削能力は同クラスで最大: アルミからチタンまで‐FH630SX-5Aは単一の材料だけに限定されない幅広い用途に使える5軸専用スピンドルを搭載。
更に大きくなりより頑丈にななった本多用途5軸マシンの高性能処理能力は、柔軟なスイベルスピンドルと高剛性のサポートプラットフォームのお陰。
5軸加工機の主軸に傾斜旋回運動を採用、ジェイテクト独自の高剛性主軸のDNAを受継いだこの主軸は5軸構造により高効率加工を可能にし、テーブルを傾けるないので、大きなワークの安定加工を実現
さらに、このスピンドルを支えるプラットフォームは加工精度に影響を及ぼす「外力」による位置ズレを最小限に抑え、その結果送り速度の加速/減速の慣性力に加えて、大きな切削力に耐える事ができる強力で頑丈なプラットフォームなのだ。

柔軟な旋回タイプ(C–ユニット): 傾斜旋回スピンドルの採用により、大きなワークもパレットに載せる事ができる。主軸側に旋回軸(C軸)があるのでワークの重さによる影響はない。また、工具長100 mmのポイントを中心に回転する傾斜した旋回スピンドルは、スピンドルの旋回にと連動する直線軸の移動距離は最短である。これにより、一回のセットアップでより大きなワークピースを処理できる。
優れたスピンドルのアクセス能力: 本製品は最適な軸位置決めと高い機械剛性を備えた優れたスピンドルアクセス性を備えている。スピンドルが垂直位置にあるときはパレットの中心から300mmの位置にまでリーチでき、広範囲に及ぶ処理が出来る。

5軸機能を最大限に活用した唯一の頑丈なプラットフォーム。
左右対称Y軸可動体: Y軸ボールねじを中央に配置したこのシリーズは、左右対称のY軸が本体上を移動するのが特徴だ。これにより温度変化による熱変形、重力による不均衡を低減し、安定したフィーディングが実現できる。
バックコラムシステム: X軸をサドルで動かし、固定バックコラムで確りと支えることで、可動体の軽量化と重切削に耐える高剛性により優れた操作性を実現。
高級鋳鉄製の高剛性ベッドバックコラム: 可動体を支えるベッドはFEM解析技術を採用し、十分な剛性を確保し可動レベルを大幅に向上。これにより、安定した軸送りが可能になった。
剛性円筒ローラー鋳鉄: ガイドと比較して、円筒形ローラースライドは、優れた振動ディンプル特性を備えているため、荷重に対する弾性変形が少ないのが特徴。この機能により、急加速や急停止時の向きの変化を捉えて素早い位置決めが可能となり生産効率の更なる向上に貢献。
一ミリの誤差も無い取付面精度を可能ならしめるジェイテクトの組立技術により、頑丈な円筒形ローラースライドは同クラス最高の高速送り速度と加速が可能なのだ。
