オールインワンタイプのベッド
最適な構造解析
機械の設計に構造解析を適用し、刃物台本体を大きくして機械の高さを低くし、高速での機械加工中であってもベッドが動的剛性を維持するようにしました。 また、SEシリーズのベッドスロープは30度のピッチとし、より安定した加工が可能です。


ガイドウェイ
高速ローラーLMガイドウェイリニアローラーガイドウェイを採用し、非切削時間を短縮し、高い剛性を実現しました。

メインスピンドル (主軸)
高速切断および荒切削に特化
6インチの主軸は、前部および後部にそれぞれ2列および3列のボールベアリングを適用し、高速加工用に設計しています。 加えて、8インチと10インチの主軸は、複列ローラーベアリングおよびアンギュラコンタクトベアリングを組み合わせることにより、剛性のあるスピンドル構造に適合するよう設計されており、過酷な切削加工に耐える優れた性能を提供します。
また、加工時のベルトの滑りや騒音を最小限に抑えるリブスターベルトを採用し、この改善により、オイル流入によるベアリングの損傷を最小限に抑えることで作業のパフォーマンスが向上し、加工の安定性が高まりました。
*C軸制御 (「M」タイプ) : SEシリーズのC軸は0.001°まで制御できるため、さまざまな形状の加工が可能です。
サブスピンドル(「S」タイプ)
ベルタイプのサブスピンドルは、連続加工時の熱変位を最小限に抑えるように設計しており、ヘビーデューティーな切削から高速機械加工までを提供します。 主軸の切削が完了すると、サブスピンドルの回転が主軸と同期し、サブスピンドルにワークを移してワークの裏側から加工を始めることができます。
Article by : Cerathai