当社は株式会社ジェイテクトのASEAN現地法人として、タイおよび東南アジアで研削盤・マシニングセンタなどの販売およびアフターサービスを行っています。1941年に工作機械の製造・販売を始め、80周年を迎えました。昨年ブランド名をTOYODAからJTEKTに変更し、これからもお客様から信頼・信用される工作機械ブランドを目指します。

これからのJTEKTの挑戦
自動車の電動化や脱炭素社会の実現などお客様と社会のニーズは多様化する一方で、原材料・エネルギー価格の高騰などにより製造業を取り巻く環境は厳しさを増しています。

ジェイテクトの工作機械は自動車部品・エンジン関係の部品加工に強みを持っていますが、自動車が電動化へ進むなか、EVモーター部品やケース加工に適した製品の拡充をしています。特にニーズが高い中国市場に向けて、これらの一部をジェイテクトの中国工場で生産しており、今後ASEANでも販売・サービスを行っていきます。

JTEKT中国工場について
JTEKT MACHINERY (DALIAN) CO.,LTD. は中国大連に2003年4月に設立され、2016年より現地生産を開始、2020年には技術センターを開設し工場も拡張しました。機械本体は日本の技術者により設計され、基幹部品も日本から輸入しています。日本と同等の高い製造技術と品質を維持しつつ、現地調達率を高めることで、スピードの速い中国市場で多くのお客様に支持されています。

現地生産している代表2機種をご紹介します。『立型マシニングセンタe640V/e640V4-EX』は累計350台以上出荷しているベストセラー機です。コンパクトな本体で占有スペースが小さく、ケース量産加工に最適です。『量産型円筒研削盤G1P50S-JB』はJTEKT製のオリジナルCNC TOYOPUCとJTEKT製の高精度・高剛性といし軸転がり軸受を搭載した、量産加工に最適なマシンです。といし台トラバース構造により前モデル比最大39%の省スペース化、両センタ駆動NCシフト両側主軸台により、駆動金具レス加工で段取替え時間を短縮、高剛性リニアガイド採用によるといし台早送り時間短縮で、サイクルタイム向上。これらによりお客様の生産性向上をサポートします。

お客様のお困りごとにOne JTEKTでサポート
JTEKTは自社製品の開発・製造にJTEKTの工作機械を使うことで、モノづくりの品質を高めてきました。ASEANでも省エネ・自動化のニーズが高まってきていますので、工作機械だけでなく、周辺装置・付属装置・制御装置などモノづくりに必要な様々な製品を、JTEKTグループがOne JTEKTでサポートします。ASEANにもグループ各社が拠点を構えていますので、お気軽にお問合せください。
Article by : JTEKT Machinery (Thailand) Co., Ltd. << Click Here