Metal Cut

オークマ製制御装置の変遷

แผงคอนโทรลเลอร์อัจฉริยะในเครื่องจักร CNC
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Article by: OKUMA TECHNO (THAILAND) & MEGA Tech Magazine

当社は1961年に電機メーカと共同でNC装置を搭載したラジアルボール盤を開発し、 現在に至るまで常に業界をリードする機械・制御装置・加工技術をお客様に提供して参りました。

本稿では、自社開発数値制御装置OSPの変遷をご紹介致します。

1963年当社は原点復帰が不要で電源を切っても工具の位置を忘れない方式が操作性と信頼性ともに優れていると考え、「絶対位置検出」のNC装置を開発。その後、高信頼性、高機能化を目指し、ソフトウェア制御にも着手し、1972年に世界に先駆けてミニコンピータを内蔵した実用化CNCを開発しました。

オークマ製制御装置の変遷
First OSP in 1961

た、サーボモータを1982年に開発し、モータ、サーボドライブユニット・検出器などのユニットを自社生産し、高性能かつ機械との調和のとれた制御を実現しています。

オークマ製制御装置の変遷
OSP300 Series (In Production 1972)

現在では、サーモフレンドリーコンセプトを代表とするIntelligent technologyをお客様に提供し、実際に現場で必要とされる技術開発を進めています。 最新の制御装置OSP-P300Aでは加工現場に必要な情報や操作性を持ち合わせたOSP suite、工場の稼働率向上に向けた分析を支援するConnect Planをはじめお客様の『ものづくり革命』に寄与していきます .

加工現場の使いやすさ最優先に現場主義の知能化CNC

加工現場で耳にしたお客様のご要望に、オークマの加工ノウハウをプラスして具現化。

工作機械メーカーが作るCNC装置だからできる「現場力」を高める知恵が詰まっています。

オークマ製制御装置の変遷
OSP2000 Series (In Production 1976)

新しい加工技術を簡単に使いやすく

ターニングカットガイド(特別仕様)

ターニングカットは、ミーリング主軸で旋削加工を可能とするオークマ独自の機能です。

高度な同期制御で、テーパ穴加工や1本の工具であらゆる径を加工でき、最大工具径以上の内外径加工が可能です

案内図に沿って加工条件を設定後、回転速度を入力すれば、その回転速度での真円度を算出。

真円度を入力すれば、それを得るための最適な回転速度を算出します。

オークマ製制御装置の変遷
OSP-P5000

モータの余力を見える化して生産性を向上

主軸出力モニタ主軸出力モニ

定められた主軸出力(赤ライン:短時間定格、緑ライン:連続定格)と現在加工中の主軸出力(青い丸)を画面に同時表示し、加工中の余力をリアルタイムに示します。

青い丸がラインを越えないよう、グラフを見ながら主軸回転速度や送り速度を上げて加工をスピードアップできます。

チャックとシリンダー形式の入力で必要な理論値を算出チャック圧力計算

適正なチャッキング圧力は、作業の安全を図る上でも加工精度を維持するためにも不可欠ですが、その計算は複雑で面倒です。
      そこで新アプリでは、チャックおよびシリンダー型式を選択し、案内図に沿って加工条件を設定すれば、その加工条件で必要な把握力を確保するチャック圧力の理論値を算出します。

オークマ製制御装置の変遷
OSP-P7000

スマホ感覚で

スイスイと快適操作

描画性能の向上とマルチタッチパネルの採用により直感的なグラフィック操作を実現。

3Dモデルの移動、拡大・縮小、回転も、工具データやプログラムなどの一覧表示も、スマートフォンのようにスムーズ&スピーディに操作できます。

オークマ製制御装置の変遷

目的の項目を見つけやすい慣性スクロール

画面をすばやくスクロールさせた時、指を離しても急には止まらずスクロール動作が一定時間保たれます。

工具やプログラムファイルなどの一覧表などから目的の項目が見つけやすくなります。

  • マルチタッチ操作の対象機能:

アンチクラッシュシステム、簡単モデリング、らくらく対話アドバンス、PDF・STLビューア、各種のデータ表・プログラムファイル一覧表操作、プログラム編集操作

オークマ製制御装置の変遷