TruLaser 5000シリーズは、高い処理速度と高い再現性部品品質を持ち、複雑な形状、優れた加工プロセス、高効率もこのMetal Fab Formコラムから読み取られます。

TRUMPF は TruLaser 5000 シリーズに 24 キロワットの巨大レーザーを装備 // 生産性は 80%まで 向上 // 板厚 50 mm までの部品を簡単に切断可能。
今年の EuroBLECH においてTRUMPF はアップグレードされた TruLaser 5000 シリーズを発表。これは以前の標準の 2 倍の出力のレーザーを搭載。出力 24 kW の新しいレーザー (TruDisk 24001) は板金部品を最大 3 倍速く処理可能。アップグレードされた TruLaser 5000 は材料と用途によっては1 時間あたり最大 80% プラスの金属板を処理可能。「レーザー出力の増加は皆様の会社が加工時間を短縮し加工部品の品質を向上できる事を意味。特許取得済みのカッティング ユニットと自動化された機能、そしてダイナミックなパフォーマンスのこのテクノロジーは生産性を大幅に向上させる」とプロダクト マネージャーのパトリック シューレは述べる。レーザー出力が 2 倍になったこの新しいマシンは部品を今まで以上に高速で切断可能。更にこのより強力になった TruLaser 5000 は窒素を切断ガスとして使用し最大 20 mm の板厚の軟鋼を切断できる。これにより酸素を使用する際に必要な手直しが不要となる。

向上したクオリティー
12 kW のレーザーで窒素を切断ガスとして使用すると板金加工業者は軟鋼のシートを最大 15 mm の厚さに切断できる。より厚い部分を切断するには酸素を追加しなければならない。これにより部品の切断面に酸化物層が形成される。これらの層は機械または手作業で除去するのであるがこれは面倒で時間のかかるプロセスだ。その代わりに会社はプラズマ マシンを使用して厚い部品を切断する事も選択肢としてあるがこれはレーザー切断機よりもはるかに遅く精度も劣る。これらとは対照的に24 kWマシンは窒素を使用しながら最大 20 mm のシート厚を処理できる。その結果手直しの必要性は殆どなくなり生産性は向上。同時にレーザー出力の増加により特に中厚から厚板の切断部品の品質は向上。

中高板厚の工程に最適
TruLaser 5000 シリーズに搭載された 24 kW レーザーの追加出力は生産性とコンポーネントの品質の更なる向上を目指す全ての会社にメリットをもたらす。特にあらゆる種類の材料の中板厚または高板厚の部品が効率的に製造可能となる。TRUMPF は今年の EuroBLECH で 24 kW レーザーを搭載した TruLaser 5000 シリーズを発表。皆様の工場にいつでも出荷可能。
Article by: Trumpf Ltd. & MEGA Tech